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株式会社Gunosy
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株式会社Gunosy(グノシー)のオフィスデザイン

コミュニケーションを生み、社員が自由に創り上げるオフィス

 「facebook」「twitter」などをはじめとするSNSサービス上の情報から、ユーザーの動きや嗜好を独自のアルゴリズムで分析し、各ユーザーの興味がありそうなニュースやコンテンツを自動的に配信するキュレーションサービスを展開している『株式会社Gunosy』。2011年10月、現在の代表取締役CEOの福島良典氏が大学院在学中に友人らと共にサービスを立ち上げ、2012年11月に法人化された。「情報を世界中の人に最適に届ける」という企業理念に基づき開発されたアプリのダウンロード数は800万件(2015年1月時点)を突破し、今なおユーザー数を拡大し続けている。そんな同社は2014年12月に六本木ヒルズ森タワー37階にオフィスを移転し、更なる成長を見据えて次のステージへと足を踏み出した。業務の拡大に伴い、短期間で常に大きな変化を求められてきた同社だが、オフィス環境についてはどのような考えを持っているのか。オフィス移転の経緯や現在のオフィスに込められたこだわり、その狙いなどについて、今回の移転プロジェクトを主導した取締役CFOの伊藤光茂氏、コーポレート本部の外所美知子氏にお話を伺った。

<<なぜオフィス環境へ投資したのか>>

 急成長を続ける同社では社員数も右肩上がりで増え続けているため、以前のオフィスではスペースがどんどんと埋まっていく様が目に見えて感じられたという。そんな中計画された今回の移転プロジェクトは、ただ面積を拡大し社員各自の作業スペースを確保する目的だけで実施されたものではなかった。人員が増加し組織がしっかりと形成されていくにつれ、今まで以上に“コミュニケーション”の重要性も増していく。この“コミュニケーション”というキーワードこそが、新しいオフィス環境を整備するにあたり最も重視したポイントだったという。

伊藤氏:現在のオフィスに移転する際、最も実現したかったことは「コミュニケーションが活発になるようなオフィスにしたい」ということでした。今の時代ですとクラウド技術の発展などにより、極端なことを言えばオフィスに来なくても仕事ができる環境が整ってきています。ただ、そのようにして各々がコミュニケーションをとることなく、やりたいことだけを進めていてもバラバラになってしまいます。オフィスはそれを防ぎ、コミュニケーションを促進するための場所だという位置付けです。コミュニケーションがとりやすいオフィス環境を用意することにより、各部門間のセクショナリズムをできるだけ排除したいと思っていました。皆が“1カ所に集まる”ということがビジネスを発展させる上で大切なことだと、当社では考えています。そのため、今のオフィスにはコミュニケーションが活発になるような工夫を詰め込みました。以前のオフィスでも、コミュニケーションが不足していたというわけではないのですが、当時は20~30人ぐらいの規模だったので、室内を見渡せば皆とすぐに会話ができるような状況でした。ですが今は70人を超えてきて、以前のような気軽なコミュニケーションが難しくなってきています。そのため意識的にコミュニケーションをとりやすい雰囲気を醸成しないと、どんどんセクショナリズムが進んでいくだろうという危機感がありました。現在のオフィスは、まず壁がないことが大きな特徴です。部門ごとに仕切りを設けたりせず、オフィス全体が見えるようにして誰がどこにいるのか把握しやすいようになっています。今回の移転ではワンフロアであることも絶対条件としていました。フロアが変わってしまうとそこでコミュニケーションが分断されてしまう恐れがありますので。今後社員数が増えると物理的に無理な状況もいずれ来るとは思いますが、今回は全員が同じフロアに集まるという点にもこだわりました。
当社は創立から2年ほどの若い会社になりますが、初期の段階から参加していたメンバーは幅広く何でもやってきました。各自がそれぞれの役割を持って仕事に取り組んできたというより、皆で一つの方向に向かって様々なことをこなしながら「30人31脚」をしているようなイメージで成長してきました。ただこれはスタートアップの段階のやり方で、組織が次第に大きくなっていくにつれ、やはりある程度役割分担やヒエラルキーを整えていく必要があります。そうしてヒエラルキーができあがると、例えば当社代表の福島と新しく入ってきた社員たちとの距離が遠くなる懸念が出てきます。実際に「まだ私は福島さんと話したことがありません」という社員も多分いると思うんですよね。そういった状況を解消するためにも、コミュニケーションを促進する空間としてオフィスに投資しています。また物理的な要素として当社の事業の中では、例えば地震があった場合に利用者のスマートフォンなどにプッシュ通知で地震速報を送るサービスなども展開しています。これには電力供給が非常に重要になります。このビルはどんなことがあっても電力供給が止まらない設備環境を備えているということで、この点も場所を決める上で大きな決め手になりました。

<<オフィス環境変革後の変化や反響>>

 コミュニケーションの活性化を図るため、今のオフィス環境を整備したGunosy。それだけではなく、社員たちのことを考えて使いやすさや働きやすさも兼ね備えた環境に仕上がっている。その一方で同社には、会社側から環境を提供するだけではなく、社員たちが好きなように空間を作り上げていくという文化も浸透している。あくまで主役は“社員”だと考えている同社。今のオフィスに移転してから、社員たちをはじめ外部の方々からはどのような反響があったのか。

外所氏:当社の社員は堅実で落ち着いた方々が多く、照れくささもあるのかあまり口には出してくれないのですが、今のオフィスも気に入ってもらえているのではと思います。エントランスを入ったすぐ目の前に「スキップヒル」という通常のフロアよりやや床高を上げたフリースペースがあるのですが、こちらに来てから社員たちがこのスペースを活用して好きなところで仕事に取り組んでいる光景をよく見るようになりました。ここは木の温かみを感じさせるステージ上に雰囲気の異なるイスやデスク、ソファなどを取り揃え、その時の気分や打ち合わせの内容に応じて、好きな場所で作業に打ち込める空間です。今回、社員のために自由な空間作りに力を入れたのですが、使ってもらえなかったら意味がないので多少の不安はありました。しかし、ふたを開けてみると新しいオフィスにも自然に馴染んでもらえているようです。「スキップヒル」をはじめ、執務スペース以外の場所で仕事をするスタイルもかなり定着してきて、その点は非常に良かったと思いますし、ホッとしています。

伊藤氏:人員の拡大によりコミュニケーションが減ってしまうという危機感から今のようなオフィスにしましたが、コミュニケーションの部分はしっかり図れているようで、そこの目的は狙い通りになりました。また当社の事業はメディアとしての性質もあるので、“透明性”という要素も意識しました。今の解放感のあるオフィスは当社の透明性という部分も表現していまして、オフィスを見てくださったお客様にもそのあたりを感じていただけているのではと思っています。透明性は重要なものですが、その一方でディスカッションの内容がお客様に伝わってしまうことは避けなければなりません。壁を設置せず解放感を保ちながら、機密性も両立させるため「スキップヒル」には段差が設けてあります。目線の高さを変えて視線を外すようにすると、意外と周囲の話し声も気になりにくくなります。そういったソフト的な工夫でオフィスとしての機能性も確保しています。また段差だけではなく、「スキップヒル」は周囲に仕切りを立てることも可能で、状況に応じて物理的に空間を区切ることもできます。
他にあえて言いますと、今のオフィスがある六本木ヒルズという場所はどうしても目立つオフィスです。そのためオフィスの中はあまり派手にならないように、素朴で自然な空間になるように意識しました。加えて、必要なインテリアや設備以外はあまり物を置かないように心掛けました。オフィスを使うのは結局社員たちなので、会社側が考える快適な環境と社員の求める環境が必ずしも一致するとは限らないじゃないですか。目的は格好いいオフィスを作ることではなく、社員が働きやすいオフィスを作ることなので、できるだけフリーなスペースを確保して、後は社員で自由に使ってくださいというスタンスでいます。今ではいつの間にか物も増えて、自分の好きなイスやバランスボールを持ち込んだり、楽しそうにサッカーボールを蹴って気分転換を図ったりしている社員もいますし(笑)。はじめのきっかけだけ会社側から提供して、その後は社員たちが好きな空間を作り上げてもらえればと考えています。次にオフィスを見てもらったら、その時は社員たちの手によってまた違った雰囲気になっているかもしれないですね。

<<社員に“長期間”働いてもらえる環境整備>>

 同社では社員に“長時間”ではなく、“長期間”働いてもらえるような環境作りにも注力している。1日当たりの労働時間を少なくして負担を減らし、長期的に働いてもらえるようにすることで、個人としてもキャリアやスキルの蓄積を図ることができ、会社としても経験を持った社員が増えることで安定した成長に繋げることができるという、双方にとってメリットがある考え方だ。ハード面だけではなく、ソフト面でも社員に働きやすい環境作りを推進する同社にその取り組みについて伺った。

伊藤氏:コミュニケーションの一環として毎週月曜日の朝に、社員一同が参加する「朝会(あさかい)」を開いて、各部門間の情報交換を行っています。この朝会には別の狙いもありまして、働く上でしっかりとしたリズムを作ろうという意味もあります。当社は若い社員が多いので、月曜日の朝に皆で数字を共有して今週は何をやるのかという方向性を議論して、そこから1週間が始まるというリズムを形成することも大切なことだと考えています。
また当社の考え方として、社員にはできるだけ早く帰ってもらいたいと思っています。エンジニアの仕事は根気のいる作業の繰り返しで、例えばニュースの表示順に関して、Aパターン、Bパターンの2パターンを用意してどちらが効果的か検証する「ABテスト」など、日々比較と検証という作業を繰り返しています。これには根気や集中力が求められます。そういう意味で、当社では1日長時間働くよりも、長期間で継続的に働いてもらいたいと思っています。無理して働くと続かないじゃないですか。短期的には可能かもしれませんが、中長期的に見ると健康を害してしまう恐れもあります。それでは意味がないと思っていまして、朝はしっかり会社に来てもらい、定時を過ぎたらダラダラと残らずに帰るというリズムを、会社としても意識して推奨しています。その後の時間は、友人と飲みに行ったり勉強やインプットの時間に充てたり、自由に過ごしてもらえればと思います。時間をうまくコントロールして長く在籍してもらった方が会社にとっても当然プラスになりますし、社員のキャリア形成にもメリットがあると考えています。更に申し上げると、例えばお子さんを抱えている方など、時間的な制約で長時間働くことが難しい優秀な方もいるじゃないですか。当社ではそういう方にも来ていただき、能力を発揮してもらっています。女性の場合は出産という要素がありますが、女性だけではなく例えば私でも明日突然親が倒れてしまい、一時的に長時間働けなくなる可能性があります。誰にでもそのようなことは起こり得ると思うので、会社としてそういった方でも“長期間”働けるような仕組みや文化を醸成していくことはとても重要なことだと考えています。

外所氏:スタートアップ段階の会社としては珍しいのかもしれませんが、当社にはすでに時短で勤務している方も数名いらっしゃいます。経営陣からの評価の付け方も、そういった点を考慮したものになっています。当社では「MVP制度」というものがありまして、月に1回「MVP」の社員を選出しているのですが、2015年1月にMVPに選ばれた方は子育てをしながら働く“お母さん”でした。彼女は必ず18時30分には退社されるのですが、それまではしっかりと仕事に集中するという働き方を続けています。仕事で成果を挙げながら、彼女の生活も守りつつ働いていただいている点が今回の選出に繋がりました。こうした取り組みを通して、当社の社員たちには1日長く働けば良いわけではないという考え方がしっかりと伝わっていると思います。

<<今後取り組みたいオフィス環境づくり>>

 オフィスを「社員がコミュニケーションを交わすための場所」と位置付け、これからも社員が“主役”となるようなオフィス環境作りを進めるという同社。今以上の人員の拡大が見込まれ、今後も環境の変化が求められ続けることになるが、オフィス環境に対する基本的な考え方は変えずに社員を中心に据えて環境の向上を図っていくという。同社が考えるオフィスの意義や、今後の在り方とは。

伊藤氏:今後会社が大きくなっていってもオフィスに対する考え方は変わらないと思っていまして、基本的に社員が自由に働きやすい環境を作るという方針をベースに、あまり会社側から細かく指示を出すようなことはやらないようにしたいと考えています。その上で、社員にとって意味があることは実現していければと。例えば、綺麗な空気は邪魔にならないじゃないですか。それを実現することで社員の働きやすさの向上に繋がるのであれば、そういった仕掛けを用意してもいいでしょうし、今のオフィスには音も香りもない状態ですが、それが社員にとってプラスの効果をもたらすのであれば、今後検討することもあると思っています。ただベースは社員の創意工夫を刺激して自由に働ける空間を壊さない範囲で、ということが念頭にあります。あくまでオフィスは「従」であって、「主」は社員です。会社としては社員たちに働きやすい環境を提供して、それを社員が自由にカスタマイズすることでより快適な空間を形成してもらうのがベストだと考えています。
繰り返しになりますが、エンジニアの社員たちは会社に来なくても仕事ができてしまいます。では会社に来るとどんな良いことがあるのかというと、やはり多くの仲間たちとコミュニケーションを交わすことができることだと思うんです。自宅で黙々と作業をしているより、そういったコミュニケーションから自分1人では気付かなかった観点や考え方、アイデアなどが得られることもあるでしょう。今のオフィスに移転する際、外所には「毎日スキップして来たくなるようなオフィス」にして欲しいと伝えました。「スキップヒル」もそこから名称の由来が来ています。コミュニケーションの要素に加えて、会社に行ったら楽しいと思えるオフィスにしたいと考えていました。それもある瞬間だけではなくて、継続的に楽しい空間だと感じてもらえるような。そういったオフィス環境をある特定の人間だけで考えても、限界があると思うんですよね。そういう意味でもオフィスを使う社員自身が環境作りに参加した方がいいのではと感じています。自分が携わった環境だと愛着も感じられるでしょうし。時間的な効率だけを突き詰めて考えると、通勤の移動時間がもったいないと考えることもできます。しかし、そこだけを考えるのではなく、皆で集まってコミュニケーションを交わすことでクリエイティブなアイデアに繋げる。そのための場として、オフィスがあるということです。
現在の社員数は70人ほどですが、来年には150人前後になる見込みです。今のオフィスはその点も考慮し、拡張性を持たせる観点からも壁がない作りにしています。ただ現在の組織の成長スピードで行くと、そう遠くない時期にまたオフィスの移転を考える必要が出てくるでしょう。その際もコミュニケーションを重視するという方向性は変わらないと思います。

<<Pick Up>>  “ここが、Gunosyらしさ”

■「朝会(あさかい)」の開催
Gunosyでは、毎週月曜日に全社員が参加する情報共有の場を設けている。各部門の垣根を越えて数字を共有したり、トップが会社の現状を説明したり、様々な意見を交わすコミュニケーションの場として活用されている。営業での目標達成やサイトのリニューアルなど、良いことがあった場合には社内にある「銅鑼」を鳴らすという。また月末には1カ月を総括する会合も開催しており、しっかりとしたレビューを行った後は飲食を交えた懇親会も実施している。

■全社で称える「MVP制度」
毎月、顕著な成果を挙げた「MVP」社員を1名選出して表彰する制度。ただ優秀な成績を残すだけではなく、Gunosyの理念や考え方に基づき、自身の生活やライフスタイルの充実を両立させることができているかという点も選出の理由になるという。それぞれに適した「働き方」自体が評価の対象になるため、時間限定で働く社員にもチャンスがありモチベーションの向上に繋がるほか、多様な働き方を社内全体で認め合う風土づくりにも一役買っている。

<<Creator’s Eye>> 株式会社FLOOAT/代表取締役 山田雅崇氏、デザインディレクター 吉田裕美佳氏

山田氏:Gunosyさんからは、新しいオフィスのコンセプトとして「スキップして毎日会社に来たくなる」「上品で品格がある」「解放感がある」という3つのキーワードを挙げていただき、これらを表現できる空間として「スキップヒル」を中心としたオフィスをご提案しました。今回のオフィスでは最大120人を想定するというお話でしたので、「スキップヒル」はオープンな空間として最大120人全体で一緒に会議やイベントを実施することができ、なおかつ1人で作業に没頭し集中して使えるような空間にもなるように設計しました。また解放感を感じられるように、極力仕切りや壁がないようなオフィスになっています。それによりセキュリティーを心配されるご意見もありましたが、この点はソフト的な工夫で解消できることをお伝えし、何度も検証を繰り返してご理解いただきました。エントランスから「スキップヒル」が見える作りになっていますが、インテリアの配置によって全てが見えてしまうことは避けています。また管理部門を奥の方にレイアウトすることで、会社のコアの部分が外部の方の目に触れないようにも配慮しています。
会議室に関しては収容人数の要件をご提示いただき、それをベースに考えました。ただ人数の要件だけを重視すると、例えば景色の良い部屋だけしか使われないということが起きる可能性もあるので、全ての部屋に意味を持たせるようにしています。最も広い「Proton」は役員の方などがしっかりと会議できるような部屋で、「Saturn」はソファを置いて皆でブレインストーミングができる場所をイメージしています。一番奥にある「Epsilon」は面接などに使える場所で、正面がガラス張りの「Apollo」は会社の顔になるような場所として位置付けました。Gunosyさんの社員の方々は平均年齢も若く、どこでも働けるという感覚をお持ちです。私たちが提供した空間も皆様にうまく活用していただけているようで、そんなところも含めて “Gunosyらしさ”を表現したオフィスにできたのではと思います。

吉田氏:「スキップして毎日会社に来たくなる」というコンセプトを具体的に空間として表現するため、「スキップヒル」というアイデアをご提案しました。コミュニケーションの場所としてエントランスからでもどこからでも見えるように「スキップヒル」をオフィスの中心に据え、ここでコミュニケーションを交し合うことが自然に見える空間にしようと思いデザインしました。この場所は木の質感を大事にした温かみが感じられるような空間に仕上げています。IT系の企業の中には無機質なテイストを望まれる会社もありますが、今回のGunosyさんのご要望の中には上品さという要素もありましたので、木材もきれいな形のものにこだわり、カラーリングもグレーベージュを基調として落ち着いた空間になるように配慮しました。解放感というキーワードもコンセプトとしてご提示いただいたので、室内も仕切りがなく全体を見渡せるようになっています。最初はややオープン過ぎてセキュリティー面を案じる声もあったのですが、背の高いインテリアや段差を設置することで人の目線を切ることができますし、状況に応じてパーテーションを置くこともできます。そういった工夫により会話が漏れ聞こえることを防いだり、外部に見せたくないものを隠せることをご説明し、納得していただきました。
「スキップヒル」上のインテリアは様々な使い方やシーンを想定して用意しました。一見するとバラバラに見えますが、全体としてまとまって見えるように気を使って選定しています。移動式のホワイトボードは弊社のオリジナルで、別の施設を手掛けた際に作ったものです。それをGunosyさんにも気に入っていただき、導入することになりました。あのホワイトボードはイスやソファに座った状態で、ボードの方を引き寄せて書き込むことができます。また高さも程良く、オープンな空間においては目隠しの役割も果たします。
オフィスにお伺いした際に他の方を案内されている光景などを見ると、今のオフィスに満足してくださっていることが伝わってきてこちらも嬉しく感じます。自慢したくなるようなオフィスになっているのかなと。また、“Gunosyらしいオフィス”になりましたと言われることもありがたいですね。そういった空間はデザインだけで作れるわけではなく、社員の方々に使っていただくことで“Gunosyらしさ”というものができていくと思っていまして、この点でも私たちのデザインとGunosyさんの想いがうまくフィットしているようで良かったです。