株式会社ポニーキャニオンのオフィス紹介
株式会社ポニーキャニオンは、音楽事業、ライヴ事業、アニメーションや映画などの映像コンテンツに関わる事業を行なっている総合エンタテインメント企業である。
虎ノ門周辺の再開発に伴う2019年5月の虎ノ門から六本木一丁目へのオフィス移転を機に「アーティストや社員がくつろげてリラックスできるスペースがない」「作品や書類などのモノが多い」というこれまであった2つの問題を解決するオフィス作りと社内改革が行われた。
アンケートやヒアリングで現場の声を聞き、社員の要望をできるだけ実現するため、「コミュニケーションからのイノベーション」をテーマに、すべての家具を一新し、リラックスできるラウンジスペースや旧オフィスにはなかったアーティストルームが作られた。
サイネージ
本社ビルに入ってすぐ目に入るのは、2階ロビーにある国内初導入の世界最小クラス0.9㎜MINI LEDを採用した8KLEDディスプレイ
きれいな画質と迫力のある画面に目を奪われる。
会議室待合スペース
会議室の待合スペースには、大きなサイネージとソファが設置されている。サイネージには会議室の使用状況や今後の予定の掲載とアーティストのプロモーションビデオなどが流れている。
会議室廊下
会議室
3階にある会議室は白と黒を基調としたシンプルな作りのオフィスとなっている。家具はオフィス移転を機にすべて新調された。
大きな窓の先には緑が広がっており、堅いイメージの会議室にフレッシュさを与え、より心地よい環境で業務を行える。
イベントスペース
150人を収容できるイベントスペースでは、ライブやイベントが開催される。
無機質に露出している天井と窓の先にある緑がちょうどよいコントラストとなっており、木目調の床がイベントスペースながら温かみを加えている。
イベントスペースステージ
ステージには大きなスクリーンと記者会見などで使われるスポンサーパネルも設置。
ステージ裏
イベントスペースのステージ裏にはアーティストルームに続くスペースがある。天井から吊るされた電球や緑の設置、落ち着いた色で統一されたデザインは、業務を行うオフィスとはまったく違う趣きを持っている空間となっている。
アーティストルーム
移転にあたり社員からのリクエストが多かったアーティストルームを新設。
4つのアーティストルームは控室としてだけでなく、取材にも対応できる落ち着いた空間となっている。
ラウンジ入口
4階には、新オフィス移転に伴い社員の意見を取り入れた、休憩、食事、社員同士の打ち合わせスペースとして使えるラウンジがある。 スターバックスやセブンイレブンのベンディングマシーン、喫煙ルームを設置したことで社員の満足度も高まり、日々の業務をより快適に行える環境になっている。
ラウンジ
ラウンジは、大きな空間に優しい明かりと落ち着いた色の家具で揃えられておりリラックスできるスペースとなっている。窓枠一面に広がる緑が食事のひと時を優雅なものにしてくれる。旧オフィスで感じていた「落ち着いて食事ができるスペースがない」という問題点を見事に解決した。
ビュッフェスタイルで食事ができるカウンターもあり、献立は社内イントラネットに掲示されている。また、このラウンジは懇親会やイベントスペースとして使われることもある。
スタジオエントランス
7階スタジオのエントランスには、木材と緑をふんだんに取り入れ、間接照明を使ったオフィスらしくない空間を演出している。緑は光触媒素材を使用しており、空気清浄や抗菌などの作用で、スタジオワークの疲れを癒す効果が期待される。
マスタリングルーム
音の調節や編集を行うマスタリングルームがあるのも音楽事業を展開している企業ならでは。音の細かい調整が的確にできるように防音性の高い構造となっている。
執務エリア
コラボレーションエリア
社員が働く執務室エリアの中央に設置されているコラボレーションエリア。街並を見下ろせる大きな窓を目の前に業務の合間のひと時をリラックスして過ごせるスペースとなっている。
役員エントランス
役員応接室
役員会議室
六本木一丁目にある株式会社ポニーキャニオンの新オフィスは、20年以上いた虎ノ門から働く環境を一新し、社員一人一人の意見を親身になって聞き、可能な限り実現するよう作られた。そこには意見のすり合わせや各所の調整にとても苦労したと移転プロジェクトリーダーの古宇田総務部長は語る。社員の声を取り入れたオフィスは、日々の業務をより活性化させ、快適に仕事をこなすための重要なエレメントとなるだろう。
【企業情報】
会社名 株式会社ポニーキャニオン
URL https://www.ponycanyon.co.jp/
創業 1966年10月1日
代表 吉村 隆
本社住所 〒106-8487 東京都港区六本木一丁目5番17号 泉ガーデンANNEX