株式会社Showcase Gig石亀憲CTOにインタビュー - 成功パターンがないからこそ作っていくのが醍醐味

株式会社Showcase Gig

株式会社Showcase Gig 取締役CTOの石亀 憲(いしがめ あきら)さんに、Showcase Gigのエンジニア組織について、大切にしているマインドや行動、力を入れている働く環境、Showcase Gigで仕事をする魅力についてインタビュー。

「『なぜそれをやるのか』の背景に腹落ち感がないと、なんのために作っているのかわからなくなるため、常にコミュニケーションを取ってチームに伝え続けることを意識している」と開発組織のマネジメントについて語る。

また「僕らがやっているOMO※の領域は新しいことへのチャレンジで、誰もやったことがないから正解や成功パターンもない。だからこそそれを作っていくのが仕事の醍醐味」とShowcase Gigのエンジニアとして働く魅力を話す。

※OMO・・・「Online Merges with Offline」の略で、オンラインとオフラインに垣根を設けず、融合したひとつのマーケットとして捉えていこうとする考え方のこと。

チームでの開発に必要なのは敬意を払える人。1+1を2以上にしていくチーム

――Showcase Gigのエンジニア組織について教えて下さい。

Showcase Gigには、O:der事業本部とビジネスデザイン事業本部があります。

O:der事業本部には30名ほど、もう一方のビジネスデザイン事業本部には10名ほど、合計約40名のエンジニアが在籍しています。


――O:der事業本部とビジネスデザイン事業本部ですか。

O:der事業本部は、飲食店向けのモバイルオーダープラットフォーム「O:der Platform」を開発・運用しています。

店内でスマホから注文ができる「O:der Table(オーダーテーブル)」、お店に来る前にテイクアウトの注文ができる「O:der ToGo(オーダートゥーゴー)」の開発をしています。

一方、ビジネスデザイン事業本部は、飲食に限らず大規模な開発や他社との取り組みを担当しており、店頭のタッチパネル型端末で注文から決済までできる「O:der Kiosk(オーダーキオスク)」の開発も担っています。


――そんな開発組織にはどういった思想や行動がフィットしているのでしょうか。

ひとりでサービスが作れる時代はもう終わっていて、“チームでの開発に重きを置ける、チーム内に敬意を払える関係性”を大切にしています。

チームに敬意を払い、壁を作ったりせず、お互いに連携して協力し合いながらサービスを大きくしていくマインドを持っている方は、Showcase Gigのチームに合っていると思います。


――チームでの開発に重きを置くマインドですか。

そうですね、チームの実力は、生産性を上げたり、開発者体験にとって良い環境を作ったりすることで、ひとりひとりの能力を足し算した1+1=2ではなく、それを上回る3や4になっていくと思っています。

僕自身もプロダクトに向き合うチームにとって何が良いのかをテーマとして考えていますが、エンジニアたちもチームに敬意を払い、「どうしたらいいチームになるのか」というマインドは常に持っています。


――行動面ではどうでしょうか。

Showcase Gigのサービスはお店で使われているので、実際にお店に行って体験することが重要です。

お店に行ったとき周りのお客様はどのように使っているのか、実際に自分たちで使ってみてどこが使いにくいのか、違和感はないかなど、一般消費者の目線で見たり、店舗側の目線で見るためにスタッフの方々にヒアリングをしたりするエンジニアが多いですね。

このように実際に体験することがとても重要だと思っていて、これがあるのとないのとでは、開発や設計などにだいぶ影響が出ます。

まだ世の中にないサービスをつくっていく仕事でもあるので、「新しい挑戦」に貪欲なエンジニアが多いのも特徴です。


――そんな開発組織をマネジメントするうえで心がけていることとは。

効率よく生産性をあげてチーム開発をしていくこともそうですが、チームで起こる課題をクリアにしていくことはよく考えています。

それは僕だけでなく、エンジニア同士が「どうしたらチームとして成り立つのか」や「どんなチームがいいチームなのか」をキーワードにコミュニケーションをたくさんとっています。

それと「腹落ち感」も意識しているところです。


――「腹落ち感」ですか。

そうですね、「なぜそれをやるのか」の背景に腹落ち感がないと、なんのために作っているのかがわからなくなってしまいます。

「なぜこれをやるのか」や「それをやるとどうなっていくのか」の説明はすごく大切にしていて、上から一方的にではなく、会社の方針や状態を共有しながら常にコミュニケーションを取るようにしています。


――エンジニアが仕事をするうえで共通して持っている意識はなんでしょうか。

Showcase Gigのモバイルオーダーというサービスの流れでいうと、お客様が自分のスマホで注文をすると、それがプラットフォームを通って厨房の人にオーダーが届き調理が始まります。

ですが、注文した人の手元に料理が届かなければサービスとして成り立たないので、「注文したものがお客様の手元に届くまでが1つのトランザクションだ」と話していて、その考え方はしっかり浸透しています。

開発環境にこだわって生産性を上げる制度。

――Showcase Gigのエンジニアはどんな働き方をしていますか。

基本的にリモート勤務ですが、サービスの特性上ハードウェアとの連携開発もあるため必要に応じて出社することもあります。

あとは、新しいものを作っているので、メンバー同士の認識をしっかりとすり合わせるため対面でのコミュニケーションを活用したりもしています。


――リモートと出社する方がいるなかで心がけていることはありますか。

リモートで仕事をしている人と出社している人が同じオンラインミーティングに出ることもあり、リモートと出社のハイブリッドで仕事をしていくために、これまでより議事録などでドキュメント化するようにしています。


――エンジニアが働く環境面で力を入れていることは。

「開発環境アップグレード制度」という制度があります。

これは、開発メンバーがこだわりを持っているものや愛着のあるものなどの購入費用を会社で補助する制度です。例えば、キーボードやアームレスト、ソフトウェアライセンスなどです。

やはり開発環境にこだわると生産性が上がるので、そこは会社としてしっかりとサポートするようにしています。

あとは、エンジニアからも評判がよく満足度が高いのがオフィス内にあるカフェです。様々なリクエストに応えてくれるので、気分転換に飲み物をカスタマイズしたり、社員同士共有したりしてコミュニケーションの一貫にもなっています。

新しいことへのチャレンジで正解パターンはない。それを作っていくのが醍醐味。

――エンジニアがShowcase Gigで仕事をする魅力とはなんでしょうか。

そうですね、2つあると思います。

まずは、Showcase Gigで得た経験や知識は、この先絶対に活きるという点です。リアルな空間がインターネット化されていない今、Showcase Gigで新しいOMOのサービスをつくることができるからです。

これからはそういう世界になっていくと思っていて、仕事はまだまだたくさんあります。

僕らだけで日本全体を変えるのは難しいと思っていて、Showcase Gigで学んだことや経験したことを次に活かす視点として持ってくれる人材が増えるととても嬉しいですし、それが手に入るのがShowcase Gigだと思います。


――2つ目は。

僕らがやっているOMOというサービスは新しいことへのチャレンジです。検索しても何も出てこないですし、進む度に新たな課題が見えてくるような領域です。

基本的に誰もやったことがないため、正解や成功パターンなどもありません。むしろ僕らがそれを作っていけるので、それはShowcase Gigで働く醍醐味だと思います。


――どういったエンジニア像の方と一緒に仕事をしたいですか。

OMOという領域は、新しいチャレンジですし、これから自分たちが作っていくものだと思っています。なので、新しい発想や前例がないことに好奇心を持ってチャレンジできる人と一緒に仕事がしたいですね。

また、僕らが作ったサービスはリアルな店舗で使われるものであり、店舗の方々がビジネスをするうえで不便なく成立していなければいけません。専門的な業務知識も含まれるので、Showcase Gigには難易度の高い課題にチャレンジをする人が集まっています。

Showcase Gigでは引き続き、「未来の消費」を作っていける仲間を募集していますのでお気軽にお問い合わせください。


 

株式会社Showcase Gig 取締役CTO 石亀 憲さん

 

大学卒業後、システム会社を立ち上げ、エンジニアとしてモバイルを中心とした開発業務に携わる。
その後、株式会社ミクシィとのジョイントベンチャーである株式会社tuthを設立し、副社長に就任。
mixi、Facebook、Twitterを横断したマーケティングプラットフォーム「StageSync(ステージシンク)」やソーシャルアドソリューション「エキスパンドバナー」システムなどを開発。
2012年に株式会社Showcase Gigを共同設立、取締役CTOに就任。

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