インタビュー

エイチームの3人のエンジニアにインタビュー - カルチャーや開発組織について教えてもらいました。

エイチーム EC事業– 課題を素早く共有・解決に導くアジャイル型組織!圧倒的当事者意識で事業を成長に導く


 

EC事業 M. F.さん
株式会社エイチームコマーステック 取締役 テクニカルソリューション部 部長
株式会社エイチームライフスタイル 取締役 CTO室
職種:Webエンジニア

プロフィール
1978年大阪府生まれ。大学在学中の1998年に個人事業主としてWebサービスの開発やサーバーホスティング事業を経験し、2007年にエイチームへ入社。その後ラルーン事業、エンターテインメント事業本部のメディアサービス事業を経て、2017年にエイチームライフスタイルの執行役員に就任。エイチームライフスタイルにおけるエンジニアの組織作りに加え、デザイン組織の立ち上げやマネジメント行いながら、エイチームのEC事業本部のエンジニア組織のマネジメントを担うなど、活躍は多岐にわたる。現在は、エイチームコマーステックの取締役としてエンジニアの採用、技術全般の責任の役割を担う。


――自己紹介をお願いします。

元々はWebアプリケーションの開発・設計とネットワーク/サーバー設計・構築をメイン業務でやってきましたが、2016年に株式会社エイチームライフスタイルに所属してからは、主にエンジニア組織やデザイン組織のマネジメントを主業務としてきました。

その後EC事業本部(現株式会社エイチームコマーステック)に兼務し、技術責任者としてエンジニア組織のマネジメント、人材育成、エンジニア採用などをやっております。


――EC事業(エイチームコマーステック)のメンバー構成

EC事業を運営するエイチームコマーステックは「ココロが動く買い物を」をミッションに自転車専門通販サイト「cyma-サイマ-」をはじめ、さまざまな商材を取り扱う複数のECサイトの企画・開発・運営しています。

「サイマ」は、東京・岐阜・神戸と全国3拠点に物流や整備などを担う自社のLC(ロジスティックセンター)を持ち、プロ整備士が整備した完全組立自転車を自宅にお届けする自転車専門ECサイトです。

「サイマ」は2013年に新規事業案コンテスト「A+」でグランプリを受賞して事業化されたサービスです。ECの難関とされる大型商材に挑戦した理由は、市場環境の変化と時間価値のニーズがあるのに対し、代表的な自転車専門ECが存在しなかったからです。こうした背景のなか、「サイマ」はEC特有の利便性・時間価値の提供に加え、お客様に喜んでもらえる品揃えや販売方法、配送品質を日々開発・改善し、提供していきます。

EC事業には、さまざまな職種のメンバーが約60名在籍しています。そのうちの約10名以上がエンジニアです。

エンジニア以外の職種は、商材の仕入や管理、自転車整備士、販売担当者、Webマーケター、デザイナーなどの様々な職種で構成されています。


――さまざまな職種が働くEC事業のカルチャーとは

ウォーターフォール型組織ではなく、問題や課題を素早く共有・解決に導くアジャイル型組織です。問題が発生したら、まずメンバーが即座に事実確認し、そこでキャッチした現在起きている問題点、課題、解決に向けた提案をチーム内に共有します。そして、チーム全体でその課題解決に向けて建設的な議論をしていく、そうした日常的なやり取りが文化として根付いています。

私たちは、1台の自転車をお客様の元へお届けするために、商品の販売計画、仕入れ、サイト上での販売、自転車の整備、出荷や配送など、実に様々なプロセスを踏んでいます。商品がお客様に届く過程の中で1カ所でも問題が発生すると、お客様に自転車を届けることすらできません。

例えば、仕入れがうまくいかなければ販売する商品がなく、反対に仕入れが多すぎるとLCの中で保管スペースが確保できなくなってしまい生産に影響します。

これらのすべての土台を支えているのがシステムです。もし、各所で何かしらの課題や問題が発生した場合、お客様に期待されている価値を提供できません。私たちエンジニアがどれほど良いプロダクトを作っていたとしても、プロセスにおいて問題が1つでも発生したら、サービスとして成立しないのです。

なので、常に「今、課題や問題はないか」と素早く察知するために、サービスに関わる一人ひとりが当事者意識を持ったうえで広い視点で確認し、共有し合い、解決する文化があります。


――エンジニア発の問題解決に関するエピソードを教えてください

入社して3ヵ月にして仕入れ業務の改善に取り組んだエンジニアの事例をご紹介します。

その当時、仕入れ業務のさらなる効率化というミッションがありました。そのミッションを達成するための課題に対し、まずは現状を正しく把握して、理解するために、その主担当のエンジニア自身がカメラを持って仕入れメンバーのPC上での仕事の様子を後ろからずっと撮影・記録していました。

実際の仕入れ業務の様子を見ながら「ここって使いにくいんじゃないのか」と自分なりに仮説を立て、「こうしたらさらに作業の効率化を実現できる」という具体的な提案を仕入れチームに持ち掛けてくれました。

このように、仕様通りにシステムが動くだけではなく、さらにより良いプロダクトにしていくために、「今の業務は本当に効率化できているのか」「効率化する上でシステムはあるべき姿になっているか」など、開発に関わるエンジニア一人ひとりが意識しています。そして、スピード感もって、提案や改善をしていくようにしています。

もちろん、エンジニアだからこそ得意とする課題発見や問題解決もあります。


――エイチームでエンジニアが仕事をする魅力

これはEC事業だけということではなく、エイチーム全体で言えることですが、自分のキャリアや携わりたいプロダクトを幅広い事業領域の中から検討できるということです。

エイチーム全体で見たときに、エンターテインメント事業やEC事業、ライフスタイルサポート事業など、展開している事業領域はとても広いです。

例えば、23歳から定年65歳までエンジニアをやろうと思ったとき、自分のライフスタイルや家庭環境、携わりたいプロダクトや技術に変化があると思います。

エイチームには、「ジョブポスティング制度」という制度があります。社内向けに募集ポジションを公開し、自ら応募することができ、異動が正式に決まってはじめて上司が知るという上司からしてみると結構ドキドキする制度です。

事業領域が広く、そういった制度を活用することで、自分のライフスタイルや志向性、携わりたいプロダクト、キャリアに合わせてチャンスをつかむことができるのです。

事業領域が広いからこそ、エンジニアとして色々な選択ができるのは魅力的だと思います。


――エイチームで一緒に仕事をしたいエンジニア像はありますか。

ポイントは3つあります。

1つ目は、待ちの姿勢ではなく、自分から情報をキャッチアップして、会社や事業がより良くなる方法を提案できることです。

自分から課題や問題を発見して、解決のための提案をし、どの程度のインパクトを出せるのかを想定した上で課題解決に導いていく文化のため、「待ち」の姿勢だと厳しいと思います。


2点目は、技術という観点で、自身の専門分野以外にも興味・関心が求められる点です。エイチームは、フロントエンドだけやバックエンドだけなど、エンジニアの領域は区切っていません。自身の得意領域を持ちながらも、すべての開発領域・プロセスに関心を持てる人であってほしいです。

自分の得意としている領域はしっかり持っていて欲しいので、「バックエンドには誰にも負けない自信がある!」など、各エンジニアが自信を持てるだけの知識と経験は身に着けてもらいたいです。とは言え、「フロントエンドはまったく分からない」という状況は作らないようにします。

技術の面で完全に分かれてしまうと、フロントエンドの話しはこっち、バックエンドの話しはあっちというように、相談者や案件がたらい回しにされてしまいます。またこうしたセクショナリズムは組織の対立を生み、時に不必要なコミュニケーションが発生してしまいがちです。

なので、無駄なコミュニケーションを極力少なくしながらも、様々な領域に対してアンテナを張って、多方面の情報や知識を知っているという状態を作れる人はとても重要だと考えています。


3点目は、レガシーなシステムに対して、どのように改良していくとモダンに近づけるのかと楽しみながら開発するタイプの人はとてもマッチすると思います。

エイチームは実に多様なサービスを複数展開しています。「サイマ」に関しては2013年にリリースして8年目のサービスです。新規事業の立案にも力を入れながら、昔からやっている長寿サービスもあります。そのため、生産性を向上させるためにも、なるべくモダンな環境で開発していくようにしています。

ですが、昔から運営しているサービスは、まだまだレガシーなシステムが残っていたりします。そうしたレガシーなシステムに対して「どういう風に改良していくとモダンに近づけるのか」と楽しみながら開発できる人と一緒に仕事がしたいですね。


エイチーム ライフスタイルサポート事業 – ビジネスをグロースハックする最適な技術を選定する開発文化


 

ライフスタイルサポート事業 H. T.さん
株式会社エイチーム引越し侍 執行役員 技術開発部 部長
株式会社エイチームコネクト 執行役員 技術開発部 部長
Increments株式会社 取締役
職種:Webエンジニア

プロフィール
1974年岐阜県生まれ。1999年、株式会社野村総合研究所入社、大規模システムの基盤技術開発に従事。2000年、株式会社ネクスト(現LIFULL)へ転職し、Webエンジニアとしてサービス開発、事業運営に関わる。2009年、エイチームへ入社。現在は、グループ会社であるエイチーム引越し侍及びエイチームコネクトの技術統括の他、管理部門系の責任者としても会社運営に携わる。エイチームグループ全体のエンジニア採用も担う。 


――自己紹介をお願いします。

主に技術領域を中心に、人事採用や経理関連などの管理領域を含め幅広く関わってきた方かなと思います。

現在の所属としては、引越し比較・予約サイト「引越し侍」を運営するエイチーム引越し侍、コールセンター事業を運営するエイチームコネクト、「Qiita」などを運営するIncrementsの3社に所属しています。前職時代を含めると、20年以上Webエンジニアをやっています。

仕事は、技術開発の責任者として新しいプロダクトを設計するときにアーキテクト的な関わりが多いです。最近は業務上で実際にコードを書く機会は減り、事業や組織の課題を解決できるよう新しいプロジェクトに挑戦しています。


――ライフスタイルサポート事業にはどういったカルチャーがありますか。

エイチームのライフスタイルサポート事業は6社の子会社から成ります。いずれも、引っ越し、結婚、自動車、金融…など、日常生活に密着した様々なウェブサービスの運営が中心です。

各エンジニア組織で採用するツールや言語などの開発環境は実に多様です。同じWebサービスではありますが、事業の成長戦略や方針、ビジネス特性やマネタイズ、事業や組織のフェーズによって解決すべき課題は様々です。そのため、課題解決に適した技術を採用し、開発環境も整えています。

事業の特性に応じて、プロダクト開発に関わるエンジニア自身が最適なものを選んでいるため、挑戦や変化を楽しめる文化だと思います。

また、各社で様々な事業を運営していますが、各エンジニア組織の横のつながりは強いほうだと思います。エンジニアが一堂に集まり、技術勉強会やLT大会をやったりと、組織をまたいだ交流が活発です。先ほどお伝えした通り、エイチームは多様なサービスを複数運営していますので、そのサービスや組織によってさまざまな開発の成功・失敗事例、ノウハウやナレッジが蓄積されています。そうした情報の連携を強化することで、自組織の課題だけでなく、他の組織の課題解決にも影響力を発揮できるところは、エイチームならではだと思います。

最近はコロナ禍の影響でリアルで集まる機会は減ってしまったものの、オンラインでつながったり、LT大会をオンライン化するなどして、各自が創意工夫をしながら、交流を図っています。


――大切にしている考え方や価値観を教えてください。

「言われたものを作っているだけではだめだよ」という話を良くします。

私たちがつくるプロダクトにはゴールがありません。実際にサービスを利用いただくお客様にいかに良い体験を提供できるのか、そして多くの方に利用し続けてもらえるのか。そのためには、常にサービスを進化させ、成長し続けなければいけません。

そのため、指示された仕様通りの開発をするのではなく、画面の向こうにいるお客様の顔を思い浮かべながら、どのように改善したらサービスが良くなるのか、成長するのかを考えることが重要です。そして、その改善や改修がどのように数字に影響するかというビジネスの視点も忘れてはなりません。エンジニアが事業成長にコミットする、そして事業の成長が楽しめる価値観を大切にしています。


――エイチームのエンジニア組織の魅力とはなんでしょうか。

エイチームは、事業領域を限定せず、多様な事業を多角的に展開しているので、純粋にいろんな業界を知ることができるのはおもしろいです。業界知識だけでなく、ビジネスモデルやマネタイズ、事業のフェーズによって必要とされる知識や経験、技術が異なりますので、常に新しい知識や発想が必要です。好奇心旺盛でいろんなことに挑戦してみたい方にとっては、エイチームは様々な体験や経験を提供できると思います。

プロダクトの種類が大きく違うため、Webやゲーム、eコマースなどそれぞれ使用している開発環境や言語は異なります。一方でWebサービス領域のライフスタイルサポート事業は共通している要素も多いです。共通しているところ、異なるところ、そうした多様性がエイチームの魅力なのかもしれません。いろんなことを知っている人が社内にいて、すぐに聞きに行って新しい知識を習得する。そうした自由な発想のもと刺激があるのは、エンジニアにとってはおもしろいんじゃないかなと思います。


――そんな中活躍しているエンジニアの方々にはどんな人がいらっしゃいますか。

ポイントは3つあります。

1つ目は、言われたものを作っているのではなく、事業をどうしたいのか、サービスをどう良くしたいのかというところに興味がある人です。

2つ目は、好奇心や探究心がある人です。

好奇心や探究心がある人は、主体的にどんどん調べて、触ってみたり、動かしてみたりして自然とスキルが上がっていくんですよね。それを事業に還元していき、うまく回っていく人はスピードもどんどん速くなっていく。そういった人も活躍している印象があります。

3つ目は、人と関わっていくのが好きで、エンジニアとしてコミュニケーション好きな人が多いです。


――エイチームで一緒に仕事をしたいエンジニア像はどうお考えですか。

技術は事業を成長させるための手段だと思うので、事業やサービスをより良くしていくことが楽しいと思える人です。

とは言え、技術は手段と言いましたが、もちろん技術自体が好きな人の方が伸びていくと思います。技術力を高めなければ、課題を実際に解決することはできないからです。ビジネスや事業に興味があり、その成長を心から楽しいと思える人、そして事業をグロースハックする「技術」に愛があるといいと思います。

あと、「ルール絶対主義者」というタイプは合わないかもしれないです。変化が激しいインターネット市場の中で、しかも技術はトレンドや移り変わりも早い。とにかく、様々な「変化」に直面するでしょう。そのため、すべてルールに従って行動する杓子定規な働き方では、目指すべき姿に到達することができません。柔軟性とスピード感をもって、ワクワク楽しく働ける方と一緒に働きたいと思っています。


エイチーム エンターテインメント事業– 合理的な挑戦!「グローバル」×「マルチデバイス」で世界的ヒット作を狙う


 

エンターテインメント事業 S. H.さん
株式会社エイチームエンターテインメント
職種:ゲームプログラマー

プロフィール
1983年岐阜生まれ。2005年の大学院生時代にアルバイトでエイチームに入社。そのまま大学院を中退して正社員として改めてジョイン。フィーチャーフォン向けのゲーム開発に従事。その後、社内システム部門を経た後、再びエンターテインメント事業部に戻りゲーム開発に携わる。現在はエイチームエンターテインメントの技術統括として、部門全体の技術力向上に努める。


――簡単に自己紹介をお願いいたします。

私が所属するエイチームエンターテインメントは、「人と人とのつながり」をテーマに、世界中の人々に向けて多様なジャンルのゲームや便利なツールアプリを企画・開発・運営しています。

事業としては、至高のハイファンタジーRPG「ヴァルキリーコネクト」や新感覚リアルタイムRPG「ユニゾンリーグ」などの大型タイトルの他にも複数のタイトルを運営しています。また現在は「世界中にファンを持つIP×最新のゲーム性×マルチデバイス」をキーワードに、世界中のお客様に楽しんでいただけるよう取り組んでいます。

組織としては、タイトルごとのプロジェクト制となっています。私の役割は、開発組織全体の技術力の向上です。組織をまたいだエンジニアの横のつながりを促進したり強化することで、開発事例やノウハウなどを共有・蓄積して、さらなる技術力のレベルアップを図ります。


――エンターテインメント事業の組織について教えてください

エンターテインメント事業は、エイチームの100%出資子会社である株式会社エイチームエンターテインメントが運営しています。エンターテインメント事業の組織構造は、ゲームタイトルごとのプロジェクト制となっており、プロジェクトを開発・運用する部署が複数あります。エイチームエンターテインメント全体としては、ゲームプログラマーとゲームプランナーが各プロジェクトに所属し、その他にデザイナー、グローバル対応、マーケティング、カスタマーサポートなどの組織があります。


――そのようなエンターテインメント事業にはどういったカルチャーがありますか。

複数のプロジェクトがありますが、エンジニアの組織間のつながりは強いほうだと思います。プロジェクトや部署の垣根を越して、エンジニア同士で質問し合ったり、アドバイスをもらったり、アドバイスしてあげたり…お互いを教え合い・高め合う文化があると思います。

また、プロジェクト間での異動を積極的に行っております。私自身、2005年にエイチームに入社して以来、実に多くのタイトルの運営に関わってきました。

1つのタイトルに腰を据えて長期にわたり運営することもありますし、異動が発生することもあります。積極的に異動を促すことで常にチームに新しい視点を取り入れ、慢性的な作業化を防ぎ、チームが活性化するようにしています。

エンジニアからするとプロジェクト間で異なる技術やノウハウに触れる機会が増えるため、様々な技術を身に着けるチャンスにもなります。もちろん引継ぎが大変などの面もあります。ですが、異動後もいつでもお互いにコミュニケーションを取れますので、自然と組織を越えた人間関係が構築され、プロジェクト間の技術・ノウハウ共有が積極的に行われていると思います。


――プロジェクト間や他部署とも積極的にコミュニケーションを取るエンジニアなんですね。

そうですね、コミュニケーションを積極的に取り合う文化だと思います。そうした文化はエイチームのこれまでの成長の過程にあるものだと思います。

エイチームは2000年に設立以来、様々なゲーム開発を通して成長してきています。私がエイチームに入社した2005年からも新しい挑戦ばかりでした。2006年リリースの「エターナルゾーン」では、当時のフィーチャーフォンの非常に限られた通信環境の中で、数万人のお客様が同時接続し、チャットや連携プレイができるゲームを実現しました。国内初の携帯電話向けMMORPGとして業界の注目を浴びたのも懐かしい記憶です。

その他にも、2012年には、スマートフォン時代を先読みして、自社スマートフォン向け大型ゲームアプリ「ダークサマナー」をグローバルでリリースし、国内App Store、北米のGoogle Playの総合トップセールスランキングで最高1位を記録するヒット作になりました。

このように、長年にわたり着実に成功を積み重ねてきた実績は、エイチームで働くエンジニアの高い技術力と柔軟性ある対応力によるものです。そうした過程の中で、エンジニア同士が助け合い、教え合い、高め合いながら、難易度の高い課題に果敢に挑んでいく。そうしたコミュニケーションの文化がエイチームの強みだと思います。

こうした背景もあって、指示を待つばかりのスタンスではなく、自ら課題解決やサービスの改善に向けて主体的に取り組む雰囲気が根付いていると思います。後から入ってきた社員もそうした先輩の動きを見て、「そうやった方が活躍できるんだな」という感じで動いています。


――どのようなエンジニアの方が多い印象でしょうか?

エンターテインメントに所属するエンジニアは、技術に対しては合理的な判断をする慎重派が多いと思います。

システム面においては可能な限り全体の設計思想に基づく実装を心がけています。どこかで見つけたコードをコピーして「とりあえず動けばいい」という発想は捨て、当初の設計をしっかり理解した上で、開発を進めるようにしています。

ゲームプランナーが考えた施策を何も考えずに、どんどん実装してしまうタイプはあまりいないと思います。その施策のサービス目線での目的を理解した上で、実装における課題などを整理して、エンジニアとプランナーが慎重に施策の実装に向けて議論を重ねていきます。ゲームプランナーが発想したアイディアと現状での仕様との整合性を整え、アイディアの実現に向けてチームで行動できる人がたくさん活躍しています。


――人間性としては明るく、地に足ついた慎重派が多いという感じですか。

合理的かつ慎重な判断も大切にしつつも、スピード感は失いたくありません。判断に時間をかけすぎて、例えば来月やりたい新機能に3ヶ月かかる…といったことにならないように、全体のバランスも配慮しながら上手く考えます。ですが、システムの寿命を縮めるようなことはしないなど、とても慎重に判断します。


――エンジニアがエイチームのエンターテインメント事業で仕事をする魅力はなんでしょうか。

ゲームをプレイしてくださるお客様の声が生で聞こえるというところが大きいと思いますね。

エイチームの場合、自社で企画したタイトルを自社で開発・運営しています。最終的にお客様に対してどのような体験や価値を届けたいのかをゲーム開発に携わる一人ひとりが考えることが大切だと思っています。よりお客様に楽しんでいただくために、どのような施策が必要なのか、ゲーム環境を整えるためにエンジニアはどのような働きかけが必要なのか。このように、ゲーム開発にしっかり向き合える環境がエイチームの魅力だと思います。

お客様がどれくらいゲームをプレイしていただいたのかなどは、データから全て数字で見ることができます。またお客様の口コミなどで、ゲームへの感想もリアルタイムであがってきます。お客様とダイレクトにつながることができるため、常に緊張感はありますが、より良いサービスを作っていこうという熱量は高いと思います。あと、ゲーム開発に携わるエンジニアは、プライベートでもゲームが大好きな人たちが多いので、仕事をしていてゲームに携われて楽しいという人は多いと思います。


――エイチームだからこその魅力はありますか。

エイチームエンターテインメントの魅力は、戦略として掲げている「世界中にファンを持つIP×最新のゲーム性×マルチデバイス」に一線で取り組めることです。

2012年以降「ダークサマナー」を皮切りにエイチームはグローバル展開に継続的に力を入れています。現在では、155ヵ国、15言語に対応し、またスマートフォン以外のデバイスでも楽しんでいけるようマルチデバイス展開に向けて取り組んでいます。

エイチームとして、今後はより海外を意識したゲームタイトルを作っていく方針です。グローバルヒットを目指したゲーム開発に挑戦できる環境は魅力だと思います。


――どういった人と一緒に仕事をしたいですか。

活躍している方の共通点では、知的探求心が強い方です。既に持っている知識の物量に頼る方ではなく、自分が触ったことがない技術、世の中的にもまだ新しい技術…など、常に新しい技術や知識を吸収していける方ですね。ただ、インプットだけでは仕事としての成果にはつながりませんので、サービスを進化させるためにそうした技術や知識をいかに取り入れるかというレベル感でインプットすることが大事です。

そのため、日々の開発だけでなく、将来の技術的な投資という点で研究開発に意欲的な方が活躍しています。

一方で研究開発だけに偏ってしまうと、自分はこの分野で突き詰めたいということになり、会社の方向性と合わなかったりもするのでバランスは必要です。

例えば、「超リアルで現実の写真みたいな3Dグラフィックを研究したい」となっても、“今回のゲームタイトルはアニメ調の3Dで表現する”となっていたらゲームの方向性と合わないですよね。

会社やプロジェクトのコンセプトで求められている方針に沿って、基礎から深いところまで研究開発できる方が一番活躍していると思います。



エイチームの3人のエンジニアにエンジニア組織や価値観についてインタビュー

3人のエンジニアが語る“エイチームのエンジニア組織と価値観”

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